06.18.14:40
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01.29.15:54
もうひとりの子
ワタシには、
過去に産んであげられなかった子がいます。
その子は、
今のダンナの子です。
当時、ダンナとは不倫関係にあったんです。
そのときは迷わず産まない決心をしました。
とてもつらかったけど・・・・
ワタシが産む決心をしたところで
どうにもならなかった・・・・
けっきょく、
授かったその子だけが
闇に葬られることになってしまった。
10月20日のことです。
けっして忘れることはありません。
手術は大変でした。
麻酔で目が覚めたときのこと
今でもはっきり覚えています。
ことばでは言い表せないくらいの
体験でした。
もう、二度と同じ経験はしたくない。
当時、ふたりでいっしょにお寺にお参りしました。
せめてもの供養になればいいと・・・・
でもその後、このことは、なんか封印してしまっていたような感じがある。
決して忘れることはないんだけど。
ワタシの中では、
10月20日を命日だと思ってる。
その日は毎年、思い出してる。
思い出してあげることしかできないけど・・・・
でも、誰にも話すことができなかった。
親友でさえも。
ふっと、思うことがある。
この子は、女の子だったって。
きっと、そう。
女の子。
ときどき、夢に出てくる。
女の子。
ワタシはこのことを
一生背負って生きていく・・・・・
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